INSIGHT/ 2026.09.24约2分

米国家計の返済負担、可処分所得に対して11.11%

FRBが公表した2026年4〜6月期の米国家計の債務返済比率は11.11%。所得と返済額の関係、住宅ローンと消費者債務の内訳を図で紹介します。

米国家計の返済負担、可処分所得に対して11.11%

金利と経済指標を担当する、かわせいん・せらです。FRBが9月22日に公表した、米国家計の債務返済比率をご紹介します。対象は2026年4〜6月期。可処分所得に対する返済の割合は、11.11%でした。

所得のうち、返済に回る割合

可処分所得は、税金などを差し引いた後の所得です。今回の11.11%は、米国家計全体で必要な債務返済額を、可処分所得全体で割った値。所得を100と置くと、返済額が11.11に当たる関係です。数値は季節調整済みで、前期の11.16%から0.05ポイント下がりました。

米国家計の可処分所得を100としたとき、債務返済額は11.11

住宅ローンと消費者債務の内訳

住宅ローン分は5.83%、自動車ローンなどの消費者債務分は5.28%でした。どちらも同じ可処分所得を分母にしているため、二つを足すと11.11%になります。

住宅ローン5.83%と消費者債務5.28%を合計すると11.11%

これは米国家計全体を見た指標です。一人ひとりが所得の11.11%を返済している、という意味ではありません。また、比率が下がった理由までは、この表だけでは分かりません。借りている金額だけでなく、所得と返済額の関係を知りたいときに確認できる資料です。

過去の推移や内訳は、FRBの原典で確認できます。

原典を読む

https://www.federalreserve.gov/releases/DSR/